2019年石井社長年頭の挨拶


2019年 新年のご挨拶

 

皆様、新年明けましておめでとうございます。

皆様におかれましては、つつがなく新年をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。

まず初めに年末、年始を休むことなく業務に従事していただいた社員の皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

皆様方のお力添えをもちまして素晴らしい新春を迎えることが出来ました。

 

さて、昨年の「守りの年」とも言われる「戌年」が終わり、新たに「エネルギーが一気に爆発し生命が充実」という意味を成すと言われる「亥」年が始まりました。

猪にまつわる慣用句、言葉には「猪突猛進(ちょとつもうしん)」、「猪武者(いのししむしゃ)」など非常にアグレッシブなものが多く存在します。

まさしく昨年の“静”の年から”動”の年への移り変わりとなります。

 

2019年、当社の今年のスローガンは「始」(はじめ)と致しました。

昨年のスローガン「備」=“静”から「始」=”動”へ様々な事が動き始める年となります。

日本国内に目を向けると何といっても大きな時代の節目として天皇陛下が4月30日に退位され、皇太子様が5月1日に即位される事が決定しています。

1つの時代(元号)が幕を閉じ、ビッグデータを活用した新世代情報技術や人工知能、IoTの著しい発展により10年後の想像ですら容易でない新しい時代(元号)の幕開けとなります。

又、今年は消費税が10%へ改定開始、外国人労働者受入れ拡大に向けた改正出入国管理法の導入開始、楽天モバイルが日本で4番目となる携帯電話事業者としてのサービスを開始、等々、

我々の生活に於いても少なからず影響を及ぼす様々な事が開始される予定となっています。

当社にとっての「始」とは・・

□売上計画

来期の売上計画は50億強です。当社にとって長い社歴の中で今年は第二章の幕開けとなる年かもしれません。売上・利益の増加に伴い管理体制の強化、お客様に対してのサービスの向上、

社内向けには従業員満足度の向上、等々、企業として1ステージレベルの上がった枠組みを構築し、開始しなければなりません。若い力を積極的に登用し、これまでに無かったような

アイデアを取り込みながら効率的で且つ、目まぐるしい変化にも対応できるような管理体制を目指します。又、お客様に対してはよりきめ細かなサービスを提供すると共に提案型営業の強化を

図る事を目的に組織を再考し、新組織での運営開始を目指します。一方、社内に於いては等級制度の実運用に向けた評価基準データの収集・蓄積を始める年となります。更に従業員が

より満足出来るような新たな免許取得制度の導入や手当の見直しを実行していきたいと考えています。

□厚木物流センター

昨年の12月までに取得を予定していた土地(3,718坪)全ての売買契約が完了いたしました。晴れて物流センター構築に向けた顧客の誘致に専念できる環境が整いました。

昨年、物流総合効率化法申請の受理以来、様々な局面で最善を尽くしながら慎重に構想を練って参りました。いよいよ、ご興味を持って頂いている複数のお客様と改めて具体的に活発な議論を始める1年となります。

□物流拠点の移転

現在お取引頂いているお客様が今後、長きに渡り安心して本業に打ち込んでいただける事を目的に物流および物流拠点の再構築を提案いたします。

昨年来、神奈川県横浜市都筑区新物流センター建設予定地へのセンター移管について、オーナー様およびお客様との話し合いを水面下で行っておりましたが、

当社が出来る最大限の支援についてより具体的に推進する一年となります。当社にとってだけではなくお客様にとっても非常に重要なプロジェクトとなる為、

今後は新たなプロジェクトチームを作り、本格的に始動する事となるでしょう。先の売上計画で述べた通り厚木案件、本件を踏まえた新しい組織作りが必要となります。

 

他にも間もなく始まろとしている新規案件を複数抱えています。昨年中に準備していたことを今年は随時、実行に移す1年です。

改めて、当社の社訓は「今日終ったでなくて明日なにするか、出来ないでなくてどう出来るか」です。

「出来ないではなくどう始め、どう成し遂げるのか」一人一人が原点に立ち返り今一度、深く考えてみてください。

 

最後になりますが、全社員および家族の皆様、関係者様各位のご多幸とご健康を祈念致しまして新年の挨拶とさせて頂きます。

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石井商事運輸 株式会社

代表取締役 石井督之