私的必殺技百選


みなさまお疲れ様です

本日は先の予告にございました、私的必殺技百選より「北斗残悔積歩拳」をお送りします

 

まずはじめに、この必殺技の飛び出す舞台である「北斗の拳」の世界観を

ざっくりと2行ほどでご説明いたします

 

時は200X年、世界は悲しい悲しい戦争によりとても貧しくなりました

そんな中で人々はご飯を取り合ったり、恋人を取り合ったりに、自慢の腕っぷしを働かす毎日…

 

そんなお話です

 

しかしてこの必殺技といいますのは、物語の主人公であるケンシロウが

腹に据えかねる人物などをたしなめる際にしばしば用いるお仕置き方「北斗神拳」の一部でございます

1行で説明いたしますと

 

相手の体の特殊なツボを強く指圧して、顔をむくませたり、3秒後にむくませたり、時に全身をむくませたり

 

そんな技術です

 

今回その中でも、ユニークな部類に入りますのが表題の「残悔積歩拳」です、むくみ…とはちょっと違うかなこれは…

被験者はと申しますと、アミバさんという男性

この方は、こともあろうか主人公ケンシロウのお兄さんの名を語り悪事を働いていたんですね

それを知ったケンシロウ、大好きなお兄ちゃんの名誉を傷つけられたと、それは怒りました

侃々諤々の直談判…でも駄目ですね大人って…

自分が悪いとわかっていても、もう素直に認められないんです、色んなものが邪魔して…

でしたらもうお仕置きしかありませんね、ケンシロウさんは特別寛容な人でもないので

 

「北斗残悔積歩拳!」

 

ケンシロウさんはやにわにアミバさんのツボをぎゅっと押しました

ケンシロウさんは相手のツボを押すと、わりかしその名前や効能をその場で伝える事が多いです

 

アミバさん戸惑いました、なにせケンシロウさんにツボを押されると顔がむくんだりという話しは聞き及んでましたし…

アミバさんは一体自分の体に何が起こるのだろう…そんな不安な気持ちでいると

 

あら?

 

足が…

 

足が一歩、また一歩と後ろに下がっていくではありませんか?

 

ツボでこんな事が出来るんですね

 

かくして後ろ向きに歩き続ける事しか出来なくなったアミバさん

彼の人がこのあとどのような生活をしいられたかは失念しましたが

もう以前のような悪さは出来なかった事でしょう

みなさんもみだりに人のツボを押すことございませんよう

ケンシロウのお兄ちゃんも言ってましたし…

 

※以後の予定プログラム

私的必殺技百選より

「鳳凰幻魔拳」

「スカイラブハリケーン」