物流業界の用語・豆知識

さ行の用語・豆知識

運送業で用いられる容積単位です。計算方法はタテ×ヨコ×タカサ(単位メートル)÷0.027。30センチ立方で1才となります。
在庫回転率
在庫品の動きを示す指標です。(月次販売額÷月末在庫高)×(一年間実稼働日数÷月間実稼働日数)の計算式で求められます。
在庫管理
商品の保管状況の管理を指します。今では商品の在庫のみならず欠品防止や補充管理、顧客へCS向上といったサービス強化や保管費用等のコスト削減を目的として実施されています。
先入れ先出し
FIFO(first-in,first-out)とも呼ばれ、保管した物品を経過時間の長いものから行うことを意味します。これによって品質的に長期滞留による劣化を防止できます。食品など賞味期限のある商品、ロットナンバーがある商品などを取り扱う際に特に厳守を要求される作業です。
産業廃棄物
法令により指定されている19種類の廃棄物です。
サプライチェーン・マネジメント:Supply Chain Management (SCM)

小売から卸や物流、部品メーカーまでをネットワークで統合して、販売や生産、在庫などの情報を企業間で共有することで納期短縮や在庫削減につなげ、経営効率を一気に向上させる手法を指します。原料メーカーから小売業までが協業し、 流通経路における無駄を削減して顧客満足(CS)を達成しようとする考え方になります。

36協定

労働基準法は労働時間・休日について、1日8時間、1週40時間及 び週1回の休日の原則を定め、これに対して同法第36条は「労使協定をし、行政官庁に届け出た場合においては、・・・・その協定に定めるところによって労 働時間を延長し、又は休日に労働することができる。」として、残業や休日労働を行う場合の手続を定めています。 この労使協定のことを、法律の規定条項をとって「36協定」と呼んでいます。早出、残業が常態化している物流業にとって重要な法律といえます。

在庫回転率

在庫が一定期間の期首から期末(月や年単位)の間で何回転したかを示す指標です。商品に絞っての指標の場合は、商品回転率と呼ぶこともあります。
在庫回転率(回)=出庫金額(年間の売り上げ)÷在庫金額(棚卸資産)※在庫金額=(期首在庫+期末在庫)÷2。

仕切板

間口を区分するための板を指します。

自動倉庫

多段高層ラックと搬出入スタッカークレーン、制御装置等により構成される保管設備です。入出庫作業を自動化したり、先入れ先出し管理が容易になるメリットがあります。一方、間口の構成が固定されてしまい、汎用性が利きにくいというデメリットもあります。

重量ラック

1棚当たりの積載荷重が500kgを超えるラックのこと。

出荷

商品を保管している場所から出庫され、そのロケーションから配送先に向け輸送手段に引き渡した状態を指します。

出庫

商品保管場所から、商品を取り出すことを指します。

商物一体

商品に受注情報や保管情報等の情報を添付し、商品の概要を明確にすることを意味します。

商物分離

商流と物流が別個になっていること、または営業部門と物流部門を切り離して行なうことを意味します。

仕分け

商品を指示された通りに分類、取り分けることを意味します。

静脈物流

いわゆる回収物流を指します。回収物流とは、一度最終消費者まで行き渡った製品・商品をリユース・リサイクルする目的で集荷し、再資源化拠点まで運搬することを意味します。物流の世界では、消費のための物の供給を動脈物流と呼ぶとき、回収をこれと対照して静脈物流と呼ぶことがあります。

商流

商品の売買により、その商品の所有権が移転してゆく商取引上の経路です。ものの流れである「物流」に呼応する形で、物流業界では、その物流の条件を形作る荷主企業の商慣習・得意先に対する納品条件・作業指示の流れなどを総称していいます。

実車率

全走行距離のうち実車距離(荷物を積んで輸送した輸送距離)が占める比率を指します。

実働率

車輌の利用効率を示す指標になります。実働率=実働延日車(一定期間中に実働車が延日数にして、何車輌あったかを表したもの)÷実在延日車(一定期間中に登録自動車が延日数にして、何車輌あったかを表したもの)※実働車とは、貨物を乗せ走行した自動車のことです。

循環棚卸し

一部の棚から順番に棚卸しをおこなっていくやり方で、庫内作業は止めずに行います。在庫をロケーションごとやアイテム群ごとなどある基準にのっとって分割し、それらの部分ごとに日時を変えて確認する棚卸方法です。

スタッカークレーン

自動倉庫のラック間に設置される前後の走行機能と上下の昇降機能を持ったクレーンを指します。棚から荷物を出し入れするフォークを装備しているのが一般的です。

スピードリミッター

時速90kmを超えると加速できなくなる制御装置のことです。大型貨物自動車(車輌総重量8トン以上または最大積載量5トン以上)の速度超過による追突事故を防止するため、2003年9月より新車への装着が義務づけられました。

積載効率

最大積載量に対する実積載量の割合を指します。量は重量、容積等の基準を使います。

センターフィー

小売業や卸売業が運営する物流センターや配送センターなどに、商品を納入する業者(メーカー、卸売業など)が、販売先に支払うセンターの使用料です。店舗納品回数の削減、着荷主の作業効率向上を目的として導入され、大手小売業 (特にGMS、ホームセンター、ディスカウントストアなど)に多いくみられます。この料金は通常、通過売上高の数%を荷物の出し手から徴収(従価制)しますが、センターの運営者によって、サービス提供内容、その料金体系には大きな開きがあります。

ソータ

荷役機器の1つです。荷物を発送方面別等に所定の場所に仕分ける機器になります。配送センターや、運送事業者の集配センターには必須の装備です。