物流業界の用語・豆知識

ABCの用語・豆知識

A

ABC分析 【ABC analysis】

製品の取扱い頻度を分類しロケーションや作業方法の効率化を図る為の分析手法です。さらなる細分化が必要な場合には、アルファベットを用いて区分けを増やす事もあります。

B

B to B

Bは企業(Business)のことを差し、B to Bは、企業対企業の取引の事を意味します。⇔B to C

B to C

Bは企業(Business) Cは消費者(Consumer)のことを差し、B to Cは、企業対消費者の取引の事を意味します。⇔B to B

BTO:Build To Order

大まかにいうと、受注生産のことを差します。市場の突発的な変化に伴う在庫リスクを軽減する方法として、近年PC業界を中心に注目を浴びています。PCメーカーのDELLなどが代表例として挙げられます。

C

CNG車

燃料に天然ガスを用いた低公害車を差します。ガソリンや軽油自動車と比較し、CO2・NOX排出量が少ないことから、環境に優しい車として注目を集めています。

CS 【Customer Satisfaction】

顧客満足の略称です。一般的に企業はCSを高めることで、企業イメージの向上を図り、販売促進に結び付ける戦略を立てています。

Container Yard

コンテナターミナルの施設の一部であり、コンテナを集積、蔵置し、輸出入実入りコンテナの受渡しが行われる場所のことを差します。

CMS  【Cart Management System】

手押しカートを利用して商品を集品するシステムを差します。精密な計量機を備え付けており、登録された重量で検品することが可能となります。特に文房具などの小さい商品を集品する際に効力を発揮します。

D

D0・D1・D2

Dは日(DAY)、数字は日数を表し、組み合わせることで納品までのリードタイムを意味するようになります。たとえば、D0は当日納品、D1は翌日納品となります。

DPF  【Diesel Particulate Filter】

排ガス規制対策により、ディーゼル車に取り付けられた微粒子除去フィルターのことです。

DPS  【Digital Picking System】

ピッキング間口に表示機を設け、表示された数量をピッキングするシステムです。コンベアなどの他機器との融合が多く、とりわけ細かい商品の取り出しが多い場合に効力を発揮します。

DAS  【Digital Assort System】

仕分け間口に表示機を設け、表示された数量を種まきするシステムです。高頻度商品+HIT数が高い場合に特に効力を発揮します。

DC:Distribution Center

大量・多品種に仕入れられた商品を、一旦保管して、必要に応じて少量多頻度に出荷出来るように整備された倉庫のことです。一般的には在庫保管型センターと呼ばれます。

E

EAN 【European Article Number】

ヨーロッパで開発された統一商品コード規格になります。日本のJANコードも同じ規格で作られており、世界的に普及しているコード体系です。

EDI 【Electronic Data Interchange】

コンピュータネットワークを通じて、様々な情報を企業間で電子的に交換する仕組みを指します。

EOS 【Electronic Ordering System】

コンピュータネットワークを利用し、補充発注が行なえるシステム(電子補充発注システム)を指します。POS端末や検品端末とホストコンピュータの連動で、在庫管理から補充までの管理を一括して行なえます。また、CRP等との連動により在庫圧縮や受発注、検品業務の省力化が可能になります。

F

FAZ:Foreign Access Zone

通産、運輸、農水、自治の4省が設けた輸入促進地域を意味します。FAZは国際空港や外貿港湾及びその周辺に輸入関連インフラ(施設、事業体)が集積する地域を指し、総合保税地域を設定することが認められています。FAZで行われる事業は、(1)輸入促進基盤整備事業、(2)輸入貨物流通促進事業の2つになります。

F級冷蔵庫

貨物を保管する倉庫の温度帯が-20℃以下をF級(フローズン)と呼びます。なお温度帯はさらに以下のように分類され、それぞれ「F1級 -20℃以下 ~ -30℃未満」「F2級 -30℃以下 ~ -40℃未満」「F3級 -40℃以下 ~ -50℃未満」「F4級 -50℃以下」となります。

H

HACCP:Hazard Analysis and Critical Control Point system

食品の製造工程における品質管理システムのことです。HA(危害分析)とCCP(重要管理点監視)を複合した言葉で、ハサップと読みます。最終製品の抜取検査方式ではなく、製造プロセス全体において、予測される危害(HA)を分析し、重要管理点(CCP)を定める方式になります。

I

ISO 【International Organization for Standardization】

言わずと知れた国際標準化機構であり、この機関が工業・農業産品の標準的品質保証規格を制定しています。日本では9000及び14000シリーズがよく知られています。特徴として、継続審査があり、取得後のレベル維持が高度に要求される点です。

ITF:Interleaved Two Of Five

JANコードをベースとして作られたバーコード゙の一種で、段ボール紙のように印刷条件が悪くても直接印刷することが出来るという特徴があります。

J

JAN (Japanese Article Number)

国際規格(EAN)準拠の日本独自規格のバーコードであり、日本で最も普及しているバーコードになります。小売店での商品に添付されているバーコードはほぼJANを利用しています。

JILS:Japan Institute of Logistics systems

株式会社日本ロジスティクスシステム協会の略称です。旧・通商産業省(現・経済 産業省)と旧・運輸省(現・国土交通省)の共管によって1992年6月に社団法人として設立されたロジスティクス(物流)の全国組織になります。製造業、流通業、物 流事業、情報産業など幅広い産業界の企業・研究機関などが加盟しています。

K

KPI (Key Performance Indicator)

重要業績評価指標の略称です。重要な戦略目標の成果を定量的に測定する指標のこと。業績評価指標を定めることにより、目標が明確になり、現状のパフォーマンスの把握ができる。それにより、目標値との差異分析や組織行動の再調整という目標達成への改善プロセスが機能する。

N

NW7

バーコードの1種で運送送り状等に多く利用されています。

Nox・Pm法

自動車から排出される窒素酸化物及び粒子状物質の抑制を図る、大気汚染防止法の特別措置法です。

O

OCR:Optical Character Reader

光学式文字読取装置のことです。書き文字や印字された文字を光学的に読み取り、前もって記憶されたパターンとの照合により文字を特定して、文字データを入力する装置であり、これまでのキーボードによる手入力を省略できるという大きなメリットがあります。

OJT:On the Job Training

社員教育方法の一種です。入社時や配置転換などにより新しい技術を習得する必要が生じた時に、先輩や直属の上司が指導役となり、実務を通じて教育指導を行うものになります。物流業界の教育方法としては、ほぼこの方法が採用されています。

P

POS (Point Of Sales)

販売時点情報管理の略称で、商品に関する情報を収集し管理するシステムのことです。バーコードの普及により広く利用されています。この情報収集機能がついたレジスターは「POSレジ」と呼ばれています。

PPバンド

荷物の結束のためのプラスチック製の紐のことです。

Q

QC (Quality Control)

品質管理を意味します。製品やサービスの品質を維持し、不良品をなくすための管理活動であり、全社的な品質管理活動をTQC(Total Quality Control)といいます。物流においては現場作業人員がパートアルバイトが多い、ドライバーは常時外にいるなど、QC活動が崩れてしまう傾向がありますが、管理手法の工夫によって高い効果を上げる物流企業も存在しています。

R

RFID:Radio Frequency Identification

自動認識技術のひとつで、ICを組み込んだプレートやタグを物や場所に取り付け、そのものの判別や位置確認を行うものです。非接触型で、しかもデータの読み書き、更新ができるという特質があり、近年急速に普及しています。

S

SCM (Supply Chain Management)

商品の資材調達から、消費者販売までの効率化を行なう手法です。リードタイム短縮や在庫圧縮等を行い、商品価値(価格)の競争力強化を図ります。

SCMラベル (Shipping Carton Marking)

カートン内の情報をバーコード等にて記載したラベルのことです。ASN(事前出荷明細送付)との連動により、検品作業等の業務効率化が行なえます。

SKU (Stock Keeping Unit)

最小在庫管理単位のことで、商品を数える最小の単位になります。

SM (Super market)

スーパーマーケットの略称です。

SQC:Statistical Quality Control

当初のQC(品質管理)、製造工程の品質のバラツキを観察し統計的な考え方に基づき分析し、PCDA(plan do check action)を回すことによって製造品質を管理・向上することから始まりました。その意味から、統計的品質管理(SQC)と呼ばれています。

T

TC:Transfer Center

通過型センターの略称です。通貨型センターとは、主に調達輸送先からなるべく早く、多数の出荷先へ荷物を振り分け、配送業務をおこなうために設置された倉庫のことを指します。

V

VICS (Vehicle Information Communication System)

道路情報通知システムの略称です。道路規制情報、渋滞情報、事故・工事情報、気象情報、所要時間情報、経路案内、道路地図等の情報をドライバーや運航管理者に提供するシステムになります。

VMI (Vendor Managed Inventory)

「ベンダー主導型在庫管理」と呼ばれ、ベンダーが納入先メーカーの要望に応じてジャストインタイム(JIT)納入できるよう、納入先メーカー拠点の隣接地にベンダー資産のまま在庫を保管し管理する仕組みを意味します。

W

WMS (warehouse management system)

物流センターにおいて業務を効率化するために利用する倉庫管理システムのことです。物流倉庫の入出庫管理~在庫管理・労務管理・ピッキング・梱包出荷など様々な業務情報を管理することも可能になります。