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STYLE
研修・教育体制
石井商事運輸では物流品質向上の根底に「スタッフ教育」があると考えています。物流が人の手で行われる以上、作業員全員に安全性への配慮・知識を持たせることが必要不可欠だからです。 また、知識のみならず、実際の業務にあたる上ではスタッフのスキルアップも必要となり、さらに管理を徹底する必要もあります。そこで石井商事運輸では以下のような3 つの柱を立て、それぞれにおいて具体的な教育を施しています。
リスク回避
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KYT(危険予知トレーニング)
ヒヤリハットの活用全国の物流会社含め様々なところから取り寄せた資料をもとに、これまでの事故の事例を理解し、そのような状況に陥った際の回避トレーニングを行います。 またヒヤリハットの活用として、日々の業務で遭遇した危険な出来事を報告・共有します。
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緊急時の対策教育
(連絡網や対処方)地震やその他災害が発生した際の訓練を行います。訓練には座学と実技があり、定期的に行います。また、新型インフルエンザ等のパンデミックに備えた緊急時対策教育も行っています。
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冬季チェーン講習
シーズン前に主に新人を対象としたチェーン講習を行います。トラックのチェーンには普通自動車とは異なる様々な注意事項があるため、点検を含め指導に当たります。
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日常点検の強化
地震やその他災害が発生した際の訓練を行います。訓練には座学と実技があり、定期的に行います。また、新型インフルエンザ等のパンデミックに備えた緊急時対策教育も行っています。
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作業におけるリスクアセスメント
リスクアセスメントとは、危険だと思われる作業、配置等に点数を設け、事故の可能性をあらかじめ察知する事を目的として行われるものになります。 リスクアセスメントの実施により、トラブルの発生率を最小限に抑えます。
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庫内安全管理の徹底
倉庫内におけるあらゆるルールを策定し、スタッフ全員が実践しています。ルールは定期的に見直され、 常に最新で最も効率的な作業を実施できるよう年間スケジュールに組み込まれています。
スキルアップ
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外部、内部での安全運転講習会
外部、内部で行われる安全運転講習会に定期的に参加し、運転スキルの向上を図ります。 初心者からベテランまで例外なく講習を受け、安全管理に必要な知識、技術、そして意識を常に持たせるようにしています。
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同乗指導員
運転技術・車両知識の専門性を有する指導員制度を設置。 新人の単独運行開始時、事故惹起、営業所依頼ドライバーの同乗チェックを実施。 同じ目線で社内の全場所のドライバーをチェックし、全体に開示をしています。 これにより、社内のレベルを統一化する事を目的としています。
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管理者による同乗指導
教育スケジュールに組み込まれているものであり、管理者が同乗し、ドライビングを直接指導します。新人、若手、ベテランに関わらず定期的に必ず行います。
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初任・高齢者の法令適性診断の実施
新人および60歳以上のスタッフには法令で定められた適性診断を受けさせています。 また、年度毎にドライブシミュレーターを用意し、ドライブ技術の判定を行います。 法律上は3年に1度行うことが義務付けられていますが、当社では毎年実施しています。
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内部、外部でのフォークリフト講習
内部・外部を通じてフォークリフトの講習を受けさせます。 講習には実技と座学があり、特に外部で受講した場合には点数が算出されるため、それに応じて様々な指導・教育を実施します。
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品質向上運動の徹底
5S1A、5W3H、ムリ・ムダ・ムラの削除、6ない運動の徹底。
5S1A(整理・整頓・清掃・清潔・躾・挨拶)スタッフの質の基本的な向上を図り、 5W3H(いつ、どこで、だれが、なにを、なぜ、どのように、いくつ、いくら)の徹底連絡でホウレンソウの追求、 ムリ・ムダ・ムラの削除やない運動の徹底で生産性を向上させます。 -
免許取得支援制度
石井商事運輸ではスタッフの技術向上のため、免許取得を支援しています。 普通自動車免許、中型免許、大型免許、フォークリフト免許など業務の幅を広げられるものであれば、 結果的に業務効率の向上にもつながるため、積極的な支援を行います。
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資格取得者の育成
(運行管理者、衛生管理者 等)24時間365日の物流業務に対応するため、当社では運行管理者と衛生管理者の育成を非常に重要視し、資格取得を目指しています。 スタッフ自身の責任感にもつながるため、結果的に安全な物流システムを期待できます)
管理体制強化
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各担当任命・組織の設立
運輸安全マネジメントの実施には組織の存在が前提となります。そこで石井商事運輸の組織図を作り、全社員一丸となって業務に取り組んでいます。
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月次での社内報告会
(数値・安全活動・教育)運輸安全マネジメントを実施する中で抽出した課題を月に一度社内で共有し、またそれらに対する改善策を話し合う機会を設けています。 情報の共有はトラブルを未然に防ぐうえで非常に重要な行為になります。
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点呼強化
配送スタッフの睡眠時間や健康状態を管理する目的で行います。 点呼の結果、運転が難しいと判断した場合には、該当スタッフの乗車を認めていません。 安全な運行を実施する上での最も基本的な確認事項として、当社では特に力を入れています。
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年度計画による教育スケジュールの実行
各年度の教育スケジュールを計画し、明記したものを実際に行います。 教育をないがしろにしないためにも、スケジュールを徹底遵守し、スタッフ指導に努めています。
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デジタルタコグラフによる指導
全車両において運行管理型のデジタルタコグラフを搭載。運行時の危険予知にてドライブレコーダーが起動し、帰庫点呼時に動画にて教育を行います。またGPSにより、一旦停止での点数評価・ETC通過時の速度表示など弊社独自の視点で安全の一つレベル上の次元を目標に、日々活躍をしています。安全運転評価基準は、法令遵守はもとより各拠点の運行管理者にて決定し全員参加でのレベル向上に努めています。お客様は当然ながら、従業員の安全を守るシステムとして活躍をしています。
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荷役・作業のマニュアル教育
倉庫の作業はルール通りに行うことが基本であり、トラブルの大半がルールを逸脱したときに発生することが分かっています。 そのためマニュアルをもとにルールの徹底指導を行います。